鹿島建設株式会社(社長:天野 裕正)、デンカ株式会社(社長:今井 俊夫)、株式会社竹中工務店(社長:佐々木
正人)の3社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)から公募された「グリーンイノベーション基金事業/CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」のコンクリート分野(以下、本プロジェクト)における以下の3つの開発項目に、3社を実施予定先とする、民間企業
44社、10大学、1研究機関によるコンソーシアムを構成して共同提案を行い、2022年1月24日に採択されました。
「グリーンイノベーション基金事業」は、「2050年カーボンニュートラル」の目標達成に向け、NEDOに
2兆円の基金を造成し、官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する事業です。
3社を実施予定先とするコンソーシアムは、本事業を通じて、高いレベルで汎用性のあるカーボンネガティブコンクリートを実現するとともに、施工技術の開発、品質評価技術を確立することで、実社会への本格的な普及を目指します。
併せて、今回の技術開発で取り組む積極的なコンクリートへのCO2固定化により、脱炭素から「活炭素」へのステージ移行をさらに推し進め、温室効果ガス削減という社会課題解決に貢献してまいります。
本プロジェクトの開発項目
1 CO2排出削減・固定量最大化コンクリートの開発
[1] CO2排出削減・固定量を最大化できる使用材料の選定に関する研究開発
[2] CO2排出削減・固定量最大化コンクリートの革新的固定試験及び製造システムに関する技術開発
2 CO2排出削減・固定量最大化コンクリートの品質管理・固定量評価手法に関する技術開発
コンソーシアム参画企業・大学・研究機関
別添参照ください。
コンソーシアム参画企業・大学・研究機関(PDF:109KB)